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桐生市の瓦礫受入れ説明会に行ってきました。

桐生市の瓦礫受入れ説明会に行ってきました。
資料として配布されたのは環境省が公開しているPDFからの印刷物のみで、冒頭で挨拶した桐生市長の亀山氏が言う「あらゆる角度からの研究や調査の結果」を示すものとしては不十分であると感じました。亀山氏は続けて今回の瓦礫受入れの説明会を開くに至った経緯として「市民のことを第一に考えるべきではないか、と私も色々と悩みました。けれど、まずは桐生市として方針を示して、その上で市民の皆さまにご理解を頂けるよう....」と言っていました。俺は桐生が大好きです。その桐生のトップがこれほどまでに筋の通らない発言ができるのかと耳を疑いました。冷静に読み解けば「市民のことを第一に考える」という言葉を口にしながらも結局は自分の意思を通しているだけです。もし今後、この瓦礫受入れという判断の結果、「何かがあった時の責任はどうするのか」という質問も亀山氏本人の責任には触れず「桐生市で責任を...」と濁すだけでした。本当に腐っています。俺たちが住む場所を引っ張っている人間は一寸先しか見えていない。その後もバグフィルターに関する質問で、「製造しているメーカーに問い合わせたが放射性物質を99.9%除去するかどうかという以前に実験をしていないから判らないと言っているがどうなのか」というものに環境省職員が「そもそもメーカーは放射性物質を想定していないから...」と問題発言。想定していないものを使用すること自体が大問題だろう。それに資料にはセシウム除去率が「ほぼ100%」と書かれている。100%に「ほぼ」を付けることも意味が解らない。これを引用し、桐生タイムスを通してアンケートをした桐生青年会議所もおかしいし、このアンケートも回収率15%であったのにも関わらず9割が受入れに賛成という狂った報道をしていたタイムスにも疑問は尽きない。http://www.kiryutimes.co.jp/news/2012/0329/1203291.html
サイレントマジョリティなどと物珍しい横文字を使用して混乱させてはいるが蓋を開ければ15000枚配布した内の15.3%にあたる2295枚分。この2295を100%としての9割(「どちらかというと賛同」を含む)であるから印象付けたい方向を感じる表現であることは否めないし市民全員の意見を集めない限りマジョリティとも言い切れない。いずれにせよ本気で市を良くしていきたいとは到底思えない。
環境省職員は未だに自然放射線と人工放射線の違いについては言及せず、淡々と話していました。
群馬県内で電気集塵機は使用していないはずなのに「バグフィルターと電気集塵機を用いて」と言っていたので突っ込んだところやはり使用していないことが確認できました。最終処分場における焼却後の廃棄物の埋め立てに関しても遮水シートを二重にして覆土するので心配はありませんと言っていましたが、遮水シートの耐久年数は答えられませんでした。どちらも環境省の立場がある人間として説明に来ているとは到底思えませんでした。因に遮水シートの耐久性に関しては日本遮水工協会が保証で10年、自主規格値で15年、期待寿命で50年以上と示しています。「期待」寿命ね....。セシウム137の半減期は30年ですが、それでも半分です。無くなるわけではありません。それでも環境省職員は覆土しているから大丈夫です。と言い切りました。問題はそれを「無責任」に管理させていくことにあるわけで管理体制を整えることが「責任」だというのは傲慢な考えです。未来の子や孫たちに了承を得ることが不可能なのは自明であるし、現実として廃棄物と桐生市が長期的に付き合うことになる。そんな大きな問題を一個人の判断で責任も有耶無耶なままに決定しておいて説明会とは理不尽にも程がある。亀山氏の言うあらゆる角度からの研究や調査など詭弁でしかない。現に納得していた人間があの場に何人いただろうか。現地に行って支援することは人道的に何一つ間違っていない。けれど復興支援や風評被害というデリケートな言葉や映像を巧みに扱い情に訴えることと、放射性物質の取扱いは全くの別問題であることをきちんと踏まえておくべきなのは言うまでもない。

俺は県知事と話がしたい。
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by hisomi-tnp | 2012-04-06 10:13 | Save Our...
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