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hisomi a la mode

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人間模様。

久々に会った最高に素晴らしい絵を描く彼の口から
「どうせ死ぬんだよ。どうせ皆死ぬんだよ。」
という言葉を聞くのはあまりにも辛く感じた。やはり酔っぱらっている。
自分の中でもそんな風に思ったこともあるし、間違った解釈だとも思わない。
生まれてきたから死ぬことは確実なことだし、
だからこそ好きなようにやって生きる道を選んだのだろうけど、
彼を取り巻く人達が涙を流す姿を見ていると
やるせない気持ちでいっぱいになった。

少し前にあまりにも人様に迷惑を掛けるということで皆に叱られ、
彼自身も止められるように控えたいと口にしていたのに、
目の前の彼は、
「止める気は無いね。」
と嘲笑していた。

去り際に握手をして別れようとした瞬間、
俺の頭を抱え込んで頬に唇を付けようとしてきたので思わず腹に拳が入ってしまった。
途端に彼が、
「っざけんなよ!」
と言いながらさらに頭を抱え込む。
とりあえず払い飛ばすと
何かを言い放って向こうへ行ってしまった。

昼間、太陽の下で、山の中で、彼と話をした時の素直さや
落ち着いた感じは、夜、酒に溺れたそれとは全くの別人のようだった。
その時聞いた「俺、頑張るよ。」という台詞が尽く掻き消された。

相向い、目を見て、ゆっくり伝えても伝わらない。
まだまだ俺の言葉の力の不甲斐無さを感じずにはいられなかった。
ただ単純に互いの頑ななエゴがぶつかりあっただけのことなのかもしれない。

それでも彼は素晴らしい絵を描く。
一度その絵を見て立ち止まらない奴はそう居ない。
それ程までに魅力に溢れた力強い絵だ。

また行く先々で彼の絵と出会えることを心から祈っています。
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by hisomi-tnp | 2008-07-14 11:17 | 時の声(war cry)
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