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hisomi a la mode

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恐ろしき誤解の世界

「あいつ変わったよな」

あまり言いたくもなければ言われたくもない言葉だ。
が、これが全く会ってもいなかった人間から突如として矛先を向けられた言葉だとしたらどうだろう。
人が人をどんな性格なのかを決定付ける絶対的なものは存在しない。
今までどれだけ良い関係を保っていたとしても、それを覆すことに一分と掛からない。
信用ということで考えれば、それほど「不完全な形を維持し続ける」ということそのものが、自分と他人を分けるための保存方法のようなものなのだろう。些細な勘違い、つまり誤解から生まれる言い合いがやがては第三者を巻き込み、比例して根本の原因は爆発的に抽象化され、薄められていく。大きな争いや多くの戦争の原因や責任の置き所が今ひとつハッキリとしないのは、こういったことの積み重ねなのだろう。
人は「人の意見に耳を傾けなさい」と言う。これはとても素晴らしいことだ。しかしながら、全てを肯定すべきでは無いとも思う。なぜなら人は勘違いもするし、「尊敬する誰か」と「信頼する誰か」からの情報は極めて信じてしまうからだ。「自分の目で見て、耳で聞いて」と考えながらも、一貫したフィルターを保つことは非常に難しい。だからこそ所謂、「ゴシップ」を自ら発信せず、踊らされず、心を込めた対応を心掛けていたい。
例えば数日、数ヶ月、数年と会うことが無かったからといって初期衝動を共にした時間がある限り、本質はそこから大きく変わることは無い。その後の変化はそれぞれに元々在った要素なのかもしれないわけであるし、それどころかもしかすると、他人が変わったと思うように自分が変化したのかもしれない、そもそも「変化」とは「時間」と共にアプリオリな概念として存在する「不変」であり、「不偏」であり、「普遍」ではないだろうか。
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by hisomi-tnp | 2010-01-06 14:07 | 時の声(war cry)
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