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hisomi a la mode

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カテゴリ:タビユケバ( 65 )

はなび

国道沿いの空はそれほど暗くもなかった。
並んだ車のブレーキランプとポツポツと咲いた傘が見える。
次の瞬間、まるで夜空が息を吸い込んで吐く前、
辺りがなんとなく時間が止まったように静かになるのがわかった。

まず何本もの光が扇状に舞い上がって
遅れてきた音にさらわれて炭酸のように散った。

「競艇の花火」のはじまりだ。

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小さい頃の自分にとっては八木節祭りと並んで一大イベントだった。
車を降りて、近くまで歩いて行くことにした。
会場横にある沼の辺りに着くと雨足が先回りしたように忙しくなってきた。
雨宿りした木の下で、そういえばこの沼で昔、ライギョを釣ったなぁと思い出していると、
どこからか「焼き魚」の匂いが漂ってきた。おいおいなんだいなんだい何でも食べちゃうのかい?
幻臭かい?幻臭なのかい?と、半ば自分に呆れていると、ヨメが袖を引っ張って指を差した。
見ると隣には一升瓶をもったおじさん達が焼き魚持参で花火を観ていた。なるほど。
なんだか一気に昭和の風を感じて微笑ましいようなむず痒いような変な気持ちになった。
するとほんの数分の雨宿りも空しく雷鳴が轟く。連日の異常な土砂降りの再来だ。
堪らず車に逃げ帰り、車中から観ることにした。
それでも大きな山場を感じる間も無く、雨雲が邪魔をして花火が見えなくなった。
皆が続きを思ってボーッと眺めていた。雨は依然として降り続いている。
どうやら中断したまま中止になってしまったようだ。
夏の余韻を残したまま、予定よりも少し早めに終了となった。

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でもなんだか良い夜だった。

家に戻るとエアコンを付けたままだった。
ヨメの視線が刺さるのが分かった。
出かけに「エアコンは?」と聞かれて「切った」と答えたからだ。
それ以前に付けた記憶が全く無かっただけに、
付いているとも思えなかったからこその返答のはずであった。
しかし、エアコンは付いていた。
どうやら雷は室内でも落ちるようだ。

夏の余韻をのこしたまま。
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by hisomi-tnp | 2008-09-03 07:55 | タビユケバ

山の人はキャンプに行く。

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先日は吾妻郡高山村でキャンプしてきました。
夜はスコールのような雨に見舞われましたが、テントの組立も解体も
雨は止んでいてくれました。
自然に囲まれた涼しいキャンプ場はやはり良いです。
雰囲気も管理されている方の対応も丁寧で嬉しかったなぁ。
でも到着して直ぐに前に並んでいたオッサンがむちゃんこ感じが悪かったのは
残念でした。あまりにも快晴の大自然と優しい管理主の雰囲気をぶち壊して
いたので無言でオッサンの後ろにピッタリと付いてプレッシャー作戦を敢行させて
頂きました。勿論只管に無言です。。。

桃やスイカ、BBQ。
開放的なそんな中で食欲に歯止めが効くはずもなく、
黙々と食べ続けてしまいました。

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しばらくは胃を休ませてあげたいところです。
こう暑いとアイスの誘惑が付いて回りますが、
皆さんも冷たいものの摂り過ぎには呉々も気を付けてくださいませ。


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by hisomi-tnp | 2008-08-15 22:16 | タビユケバ

やんちきどっこいしょ。

いやぁ〜暑いですね〜。
毎年ながら桐生八木節まつりに行ってきました。
昨年は本町三丁目の「翁鉾」と本町四丁目の「スサノオ」の曳き違いが
ありましたが、今回はありませんでした。
曳き違いは接近した両鉾の上でお囃子連がその演奏を競い、
飲み込まれたほうが、相手の鉾の通過を待つのだそうです。
写真はスサノオの生人形、江戸時代の生人形師、松本喜三郎の作で(レプリカ)、
今回、133年ぶりに衣装を新調したそうです。織物の町である桐生ならではの
素晴らしい衣装でした。
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そしてKOTOARIKIの看板猫ここくん。

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お祭り初体験ともあって、かなり腰が引けていました。^^;
しかし、ハッピ姿が似合ってました。

八木節最高。
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by hisomi-tnp | 2008-08-03 21:47 | タビユケバ

じぶこんの音。

先日、桐生にある「くつろぎcafe ☆ poopua woota」で行われた
じぶこんのライブに行ってきました。

うーん。
実に前向きで、明るくて暖かい音楽でした。
お二人の声も、変則的なリズムもすごく良かったです。

じぶこん

ちゃかぽこ洞のコウちゃんの愛娘とディジュ。

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そしてじぶ魂注入!!!

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で、ちゃっかりジャンベで参加。

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いやぁ〜楽しかった。

ほんわかしておりました。
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by hisomi-tnp | 2008-07-29 21:53 | タビユケバ

名草の巨石群

先日、栃木県足利市の名草にある巨石群に行ってきました。
毎日暑いので少しは涼しいかなぁと思って行ったものの、
道中はずっと登り坂だったので、結局逆に汗だくになってしまいました。

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自然が豊かな場所に行くと、この色の紫陽花も多く見られるような気がします。
なんでも土の酸性とアルカリ性のバランスが関係しているとかしていないとか。


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立派な鳥居がありました。


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鳥居の脇にはなにやらピンクの戦車が!!?
ほ、欲しい。


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延々と続く山道を只管に登ります。


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只、只管に。
山道で出会う人は必ずと言ってよいほどすれ違いざまに挨拶をします。
このやりとりが、現代にとても大切なことを物語っていると思う今日この頃。


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まだ見ぬ目的地まであともう少し。
どでかい蜂やわけのわからない虫達、巨石群に近付くに連れて、
辺りは少しジメッとしてきて苔やシダが増えてきます。

そして。


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到着。

うーん。なんとも。
達成感というかなんというか。
正直なところとりあえずこれはこれで気持ちが晴れたというか。

オチとしては、必死に歩いてきた先に、広がった駐車場。
後で聞いたら車で山の向こう側から上がってこれたらしいです。

でもまぁ土の上は歩いた方が良いのさと思ってみたり。。。
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by hisomi-tnp | 2008-07-27 10:37 | タビユケバ

うちあわせうちあわせうちあわせしあわせ

昨日は桐生で名物となっているソースカツ丼を食べました。
久々ながらあのタレの染み込んだ御飯がたまりません。
我が家は基本的に玄米を頂いているので白米は思わず飲み込むようにして食べてしまいます。
あー、気をつけねば。しかし、ウマイ。

その後、Blockで8月10日に開催予定の「Shing02歪曲巡礼」の打ち合わせをしました。
いよいよです。前日も高崎のTRUST55というライブハウスでライブしますので是非是非。
どちらもとても面白そうなので楽しみなイベントです。
チケットもまだあるので行く先々で声かけてくださいませ。

その後、桐生の乙女達を虜にする美容師さんのいるKOTOARIKI(コトアリキ)(ここのヘッドスパは凝り固まった頭の現代人にもってこいです)へ立ち寄ると、どこかで見たことのある姉弟の姿が!!
そう、梅田にひっそりと佇む素敵なカフェレストラン、NILS(ニルス)の姉弟さんでした。NILSの手打ちパスタとハンバーグ。
食べると幸せになります。相変わらずのリラックスムード漂う雰囲気の中、あーだこーだなんだかんだと話をしました。

その後は、8月31日に足利のRasa Farm(ラサファーム)で予定しているbossa novaの
田村ひろさんとタムタム☆プラネットのお二人と喫茶しながら打ち合わせ。
美味しい空気で包まれた山奥で美味しい食材を堪能しながらbossa novaを聴く。
そんな贅沢なイベントになると思います。早くも夏バテ寸前という方にはオススメです。

皆様にとって1%でもプラスになる夏でありますように。


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by hisomi-tnp | 2008-07-18 11:44 | タビユケバ

のみくい。

8月末に企画しているボサノヴァのライブの打ち合わせで
足利の名草にあるRasa Farmに行ってきました。

猫が10匹くらい居て近くに川のせせらぎがあって空気も綺麗で、
すばらしいところです。

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この日は陶芸家のご夫妻がいらしてパーティとなっておりました。
宇宙の話や夢の話なんてのを延々と話し続けて気が付くと
日付が変わっておりました。

とても楽しいひと時でした。

感謝。
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by hisomi-tnp | 2008-07-06 23:55 | タビユケバ

最終日

昨晩は結局そのままダウンしました。頭で考える以上に体は疲労がたまっていたようです。そんなわけで本日は何度か行ったものの閉店ガラガラだった錦通りの市場をブラブラ。葱や平吉というところでたらふくうま~いごはんを食べました。
その後は建仁寺を拝観しました。羅漢像にも溜息でしたが、
風神雷神の屏風が生で見られるとは思っていなかったので感動しました。
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他のお寺と違ってかなり観光客向けに休憩スペースが贅沢にとられた空間でした。
中でも○△□乃庭というのがこれまた面白い発想だなぁと感じました。
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さらに拈華堂(ねんげどう)という場所の天井に墨で描かれた双龍図には
開いた口がふさがりませんでした。平成14年に描かれたものなのでまだまだ
新しいですが、百年、二百年先の僕らの子孫がこの天井を観ていくことを思うと
なんだか鳥肌ものです。群馬ももっと伝統を作りあげていくような方向に行って
もらいたいなぁと心から感じました。どなたかお偉い方、宜しくお願い致します。。。
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そして彌光庵というベジタリアンや憲法九条、反戦運動などのメッセージが
強く打ち出されたなんともディープなスポットで夕食を食べました。
とりあえずクタクタでございます。
しかしながらアイディアたんまり頂きました!
おし。
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by hisomi-tnp | 2008-06-29 21:02 | タビユケバ

鞍馬山を登りました。

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約2キロに及ぶ道のりのはじめの50メートルはケーブルカーで登っていきました。
僅か2分の途中で鹿に遭遇。慌てて写真におさめました。
なにやら映り込んでますけど。。。。
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ここは、狛犬ではなくて、二頭の阿吽の虎がいらっしゃいました。
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なんともいえない力を感じる山道には一木一草も手をかけないという思いが
根となり張り巡らされていました。
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雨で冷える体を引きずるようにして貴船神社に到着。
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雨こそ降りましたが心持ち次第ということでオッケーでした。

とろろ蕎麦を食べて体力回復。バスと電車で街に戻る。自転車の不法投棄が多いために地下にある駐輪場へ止めましたがこれがまた自動車の駐車場の自転車スケール版といった感じで面白かったです。
あまりにも雨が凄過ぎたので自転車を予定よりも早く返して体勢を立て直すことにしました。とりあえず宿泊先に避難。さてとどうしたものか…。
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by hisomi-tnp | 2008-06-28 20:39 | タビユケバ

自転車チーン

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むちゃんこでっかい国宝である仁和寺の金堂での御勤めを終え、
向かって左手に祀られている弘法大師様にご挨拶を済ませ、
バスにのり京都駅へ移動しました。
今回の旅行で何が大変だったかというと、京都駅のコインロッカーが
全く予想だにしなかったG8のサミット開催と重なり、全て使用停止になっていた
ことでした。全くもって何処も彼処も警察警察で半端ではなかったです。
鴨川で佇む警官までいました。いったい何人くらいいたんだろう。。。
色々と考えさせられました。
そんな中、前回京都に訪れた時もお世話になったレンタルサイクル屋で
自転車を貸りて、一気に北へ。
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久しぶりに乗ったので股間が痛いです。

そして向かったのは悟りの窓と迷いの窓。そして血天井。
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左が悟りの窓。右が迷いの窓。
人は常に真ん中にいそうな気がしますね。
どんな景色も、どんな出来事も、感じるのは自分。
心静かに、世の中を見て、何かを思って、そして行動を起こす。
後で言い訳が出ないように、全力で生きなくては。と思いました。
勿論、こんな感情もここまで来たから感じられたのかもしれないし、
ここまで来なくても、感じられたのかもしれません。
まだまだ青いなぁ。。。


途中でパン屋を発見、早速寄ってみる。ここまでの道のりは長い上り坂が延々と続いてました。後は下るのみ。上った分のご褒美と言わんばかりに二~三こぎで次なる目的地、上賀茂神社周辺へ到着。駐輪場の辺りにはホタルがいました。
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そして南禅寺へ。巨人でも住んでいたんじゃないかというくらいのスケールの大きさでした。
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灯籠がバカデカかったのには驚きました。
右の方に人がいるのでその大きさがわかるかな?
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和尚さんが携帯をピコピコやりながら歩く姿が時代を跨いだレンガ造りの橋とお寺とのギャップと重なりました。
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その後は哲学の道を通り市街地へ。
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気付いたら新京極にいました。サクっと閉まりかけの市場の方へ移動し、晩の食事を買いホテルへ到着。今宵は爆睡の道を選ぶことにします。
チーン
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by hisomi-tnp | 2008-06-28 05:41 | タビユケバ