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hisomi a la mode

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働く音の子

こと最近思う、あれだけ遊びほうけていた私が今や土日を抜いた毎日仕事に明け暮れている。これを皆がどう思うか、そこはさほど気になることではない。
昼夜逆転の生活から何が身体に、そして心に悪いかを身を持って感じたあの日、
それは実に甘くて魅力的な光沢のある蜜を余すことなく堪能できる瞬間の悦楽に似ている、しかしながらその後に訪れる堪え難い孤独に震えるのを知りながらも私はその蜜を吸い続けてきたのだ。
『歯車になりたくない』この言葉に呪われながら、しきりに自分への言い訳が膨らんでいくばかり、それも無理はない、何故なら本当のところはただ『楽』がしたいだけだからだ。何かを始めようとする時、資金がないことを理由に時間稼ぎをしていたに過ぎない。

夜、そこでは着ていた皺の少ないシャツが震える程の音や、慣れない煙の匂いや、ざわめきが充ち充ちていた。

『楽』とは....、現在の私は実に『楽』だ。『楽』の中に居る。
だがしかし、仕事をしていない訳ではない。

『心』か....。

二十八年経って気付くには遅いのかはたまた早いのか、
私は今まできっと『心の楽』を求めて生きてきたのだろう、と微塵の恥じらいもなく
思えるのだ。
これは個人レベルではあるが、私自身の一生涯を左右する革命に等しい。

酒や薬に溺れる人間、地位や名誉、威厳、多くのマヤカシ、
刹那に過ぎるその時を真夏の花火のように儚くも高々と大きく見せたいと思うのは
この地球上で考えてしまえば小指の爪程も無い人間の小ささに対する精一杯の逃避なのだろうか。
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by hisomi-tnp | 2005-03-29 10:38