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考える乳親

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乳を飲みたくて泣く我が子を見て、自分にはできない母親の凄さが尊くもあり、羨ましくもあった。でもよく考えてみれば乳の元は母親の血、母親の体調を気遣うことが何よりも我が子の健康に繋がっていることは間違いない。
ということで母親の食事を父親が作るという
「乳親作戦」
が静かに幕を上げたのである。世のお乳上、親父なりにできることはまだまだありそうです。しかし眠い...。
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by hisomi-tnp | 2012-05-31 08:52 | 地球/食

実と禅

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マクロビオティックに出会う以前、宿坊に泊まることで内観する機会が得られたことはとても幸運だった。曹洞宗に惹かれたのは何故なのかは分からないけれど、只管打坐(しかんたざ)というものから様々な感覚を学ばせて頂いた。坐禅には梵我一如(ぼんがいちにょ)の発見がある。それは自分の呼吸や内臓の動きであるアートマン(我)であり、周りの静けさや喧しさ、雨風、日の光と陰り、寒暖、そして動植物、宇宙の営みであるブラフマン(梵)である。

吸って吐くという恐ろしくシンプルな繰り返しの上に、命というものは光り輝いているのだ。

実の「実」の字を頂いた方の命の輝き、実直で職人気質の義父さんの命の輝き、去り行く命があり、産まれてくる命もまたある。実が産まれて、義父さんが亡くなられた時に、こんなことをお寺で聞いた。仏教の世界では「死」というものの捉え方が違う。今生に泣きながら産まれた後、後生に往って極楽に生まれる。これを往生と言い、そこで仏に成る。これが成仏というわけだ。和尚さんの話はいつも興味深い。しかし近頃は僧職系男子などという言葉もあるそうで、そのニーズが現代の社会にはあるということを考えると、少し複雑だ。例え自分に僧籍があっても居士禅に魅かれてしまうのは、俗世への欲なのか、将又...。

良い話を聞いたその一方では和尚さんが香炉に吸い殻を投げ入れている、見るとすっかり灰皿となった香炉。しかしこれもまた世情だろう。

合(ー人ー)掌
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by hisomi-tnp | 2012-05-30 09:00 | 日々是学ビ也

実と身土不二

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相変わらずの過剰な除菌ムードに続いて、そろそろ梅雨を理由にカビたちが追いやられる時期が来る。

菌の無い地球は、観客のいない映画だ。

「赤ん坊の便は黄色い」耳にはしていたけれど実際に見るとまるで南瓜のペーストのようだった。いちいち感動しながら慣れないなりに布おむつを交換していると、母親が昨晩食べた魚の匂いがした。何の不思議もなくこれが全てだと思った。食べた物が乳の元になる血となる。それを懸命に飲んで実は元気になっていく。赤ん坊の代謝のスピードは素晴らしい。何よりも吸収した栄養による反応が見事に現れる、ネムラクが我が家に来た時もそうだった。犬の子も人の子も誰も彼もが自然の恵を受けて育った食物という命でできている。そして月日の流れと食生活によって体も心も便も、色や匂い、量や形状も変わってくるのだ。

「食べたものになる」
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あらゆる基本に置くべき考え。
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by hisomi-tnp | 2012-05-29 10:18 | 日々是学ビ也

インスタント人間にならないために

人の防衛本能は安心安全なところに傾きたくなるのが自然である。だからこそ慎重に見極めていかなければならない。人工的な電離放射線が物質に及ぼす影響、晩発障害という曖昧な位置付け、報道に見られる偏見、物事の裏側の人間関係、金銭の動き、偽善には見えない考え込まれた偽善。何が正しく、何がおかしいのか、そんなことはもう既に分からないくらい複雑に絡み合って現在がある。
多くが安く、早く、そして需要を満たし取りこぼさないために大量に生産される環境が作られてきた今、直接我々が日々口にする食品や日用品のルーツをどこまで掌握しているのだろう。同志たちと桐生市で「六ヵ所村ラプソディー」の上映会をした時にも同じことを言ったのを覚えている。身の回りのあらゆるもの、それらが何から出来ているのかを明確に説明できる人はとても少ない。今もそう、分からないまま目の前に現れた物を消費し、そしてそれらが去っていく先もまた、分からないで暮らしている。本来は第一次産業無くして全ては成り立たないのに、正に有耶無耶である。群大名誉教授の高野庸さんは現代の教育について根本的な問題を示している。要約すると例えば戦後の教育そのものが試験と競争のために作られている点、そして様々な分野が細かく分かれ過ぎていざという時にまとまった本質に辿り着けない点。これらの弊害は原発事故、その後の政府や東電、各市町村に日に日に顕著に現れて来ているように思える。そしてその根本的な原因として「食」が大きく関係していることは否めないし、農薬やPVC、TPPなども無関係とは言えない。つい先日も総合病院で痛感したのは院内の食に対する認識の違いである。例えば看護士に「牛乳を飲めない」と言えば「栄養士が言うにはカルシウムが摂れないといけないので飲むヨーグルトか固形ヨーグルトでどうですか?」といった調子であった。ここで現代における共通の問題点が二つ隠れている。まず一つ目は専門外のことは疑問視せずその道の専門家の見解を鵜呑みにしてしまう点、そして二つ目は食を捉える時に栄養、カロリー、塩分などが先行してしまっている点。残念ながら病院で出てくる食べ物を見て栄養士の役割に疑問を抱かずにはいられない。看護士に罪は無いが罪の意識が無いからこそ恐ろしいのだと思う。産地や農法、調理法、動物食、乳製品、白砂糖、食品添加物、遺伝子組換え、放射能汚染、それらをきちんと受け止めた上で食事というものを考えていくこと。この先、病に苦しむ人たちが食べる食事こそ食のお手本と言われるようになる日が来ることを望まずにはいられない。

善いものも悪いものも長い間をかけて積み重なっている。だからこそ一世代で解決しようとは思うのではなく、世代を越えて変えていく、変わっていく方向へと舵をとる必要がある。原発を全て廃炉にすること、そして世界の核とそれを取り巻く状況に目を向けること、それを踏まえても踏まえなくても必ず来るであろう世界に対し、人間の生命力と智慧、そして何故そうなったのかを伝えていくこと。案外昔の人は自分たちには想像もつかないくらい頭が良かったのかもしれないし、物事の形式だけが本質を置き去りにして伝わってきたことで、必要であったはずのものさえも誤って捨ててしまったのかもしれない。無論自分たちの世代で出来る事には限りがある、しかし可能性は限りなくあるのも事実だ。
自転車で六ヵ所村と祝島を往復しているAKOちゃんは今の社会は「人の言うことを聞く人を育てている」と言った。正にその通りで、立派な肩書きを持った人間が必ずしも正しいことを言っているとは限らない。「まずは無知の知から」これは全ての分野に言えるのではないだろうか。

「通行の妨げになりますから歩道にあがってください」

そう言い続けている人たちの妨げとなっているものはなんだろう。
自分たちの生活が大切なのは、推進、反対、慎重、全ての人たちに言えること。我々はつい一つの答えを求めてしまう。しかし「どちらか」ではなく「どちらも」という調和する心持ちが豊な四季を魅せてきた日本の素晴らしさではないだろうか。

とりあえず、ネオンと看板を全部とっぱらいたいものだ。
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by hisomi-tnp | 2012-05-28 09:19 | 時の声(war cry)

本日!19時!前橋市ガレキ受入説明会!!

山本〜〜〜〜〜〜!!!!!
亀山〜〜〜〜〜〜!!!!!
大沢〜〜〜〜〜〜!!!!!

上映会はいつでもできるってことで、
参加できる方は寧ろ説明会へ!!!!!!!!

前橋市ガレキ受入説明会
5月25日(金)午後7時から
前橋市六供清掃センター3F


桐生市ガレキ試験焼却搬入
5月26日(土)午前7時から(朝7時です)
桐生市の新里清掃センター(カリビアンビーチ横)前


前橋市ガレキ受入説明会
5月28日(月)午後7時
前橋市荻窪公民館

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by hisomi-tnp | 2012-05-25 13:55 | Save Our...

次回のアトミックカフェは5月25日です。上映あります!!!

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アトミックカフェin前橋
5月25日(金)19:00~
鎌仲ひとみ監督の最新作 「内部被ばくを生き抜く」上映
CoolFool
※駐車場は最寄りのコインパーキングをご利用ください。
前橋市千代田町5-2-10 SATOビル2F
TEL:027-237-1655
参加費 1000円(ワンドリンク付)

主催:THE ATOMIC CAFE in GUNMA実行委員会
協賛:原発とめよう・群馬
後援:原発なくてもエエジャナイカ大行進実行委員会
協力:THE ATOMIC CAFE/COOL FOOL/SOKECON
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by hisomi-tnp | 2012-05-18 09:23 | Save Our...

親になるラッパー

5月11日大安吉日の明け方に男の子が産まれて親になりました。
妻の頑張りはとてつもないものでした。飲み薬の陣痛促進剤からは延べ40時間、自分が付き添ってからは14時間の間、陣痛と向き合っていました。陣痛促進剤の必要性は兎も角、その人工的に促す効果といったら驚くほど凄いものでした。
陣痛促進剤の点滴の間は約一分間隔で激しい陣痛が起こり、三陰交を押しながら仙骨を拳で押していると骨盤がギシギシと言うのが拳を通じて伝わってきていました。そして妻の膝から下はとても冷えていました。点滴を止めて幸い自然な陣痛がそのまま来ていたので順調なペースになっていました。この時は膝下も温まっていました。やはり薬が如何に強いものかを実感しました。一度は分娩台まで行くという良い感じではありましたが赤ちゃんの心拍が危なかったので最終的には緊急の帝王切開になりました。自然分娩を目指して食事に運動に精一杯やってきた妻の気持ちが痛いくらいに伝わってきていました。病院の移動、陣痛促進剤、院内食、そして帝王切開、選択は自由ですが急な状況の変化についていくのがやっとでした。それでも今思えば本当に究極の選択をするタイミングだったのだと思います。

それから名前は「実」と書いて「みのり」になりました。自分たち夫婦にとって最高の学びを与えてくれた芯のある素晴しい方から頂きました。敵わないなぁと思ったこの方と同じくらいに、この子からも学ぶことだらけであろうと思っています。

今、実はNICUにいます。
産まれる時の負担は彼にもあったようです。それでも順調に元気になってきているようでやっと少しだけ時間ができたのでこのブログを書いています。妻の母としての強さ、そして子を孕ませるという男の大きな責任、医療や食、制度の在り方、短時間で色々と考えさせられました。良い経験の始まり、これからの期待も不安も乗りこなしていきたいと思います。

食事面でお世話してくださっている秋山農園さん、nuanさん、noonさん、ネムラクを快く預かってくださっているしまださんちのファミリー、繭ちゃんやしみずやさん、TwitterやSNS、メールでお祝いメッセージをくれた皆さん。電話をくれたQ-ILLくん。まだまだ落ち着くまでかかりそうですが、また良い報告ができればと思っています。

音楽活動はのんびりやります。良いものを作りたいし。みんなありがとう。


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by hisomi-tnp | 2012-05-12 23:07 | 日々是学ビ也