ワイナリーの収穫祭へ行ってきた。去年は雨だった分、今年の晴天は誰もが待ちわびたに違いない。
物凄い数の人が山の斜面に溢れているその光景を、一度は仲間達に見せてあげたいそんなイベントだ。
今回もネムとラクは一緒、猟犬として甲斐犬を8頭くらい飼っていたというおじさんに豚の骨を貰った。
ワインで開放的になっているせいか、犬への反応も様々だった。飼い主としての愛情や認識は勿論、人としての礼儀の違いも多く見られた。中でも驚いたのは横浜から来たというカップル。女性の方は「地元の方なんですか?」と友好的な雰囲気、「そうです、あ、違いました群馬です、隣の県ですね、ここ栃木ですから」と、普通の会話。女性の顔を舐めていたラクが男性のところへ。男性は「おーしょっか(そっか)しょっか(そっか)」と嬉しそうな感じ、しかし!!!!次の瞬間、立ち上がった男性はポケットからウェットティッシュを取り出して口元を拭きながら、「かわいいですね〜」と一言。まぁ、良いんです。いくら犬がかわいいとはいえ、常在菌に神経質に反応される方もいらっしゃるのだ、と思っていると女性にコソコソとウェットティッシュを渡して拭くように促す男性。
「.....拭いときな....菌とか.....何舐めているかわかんないから.....」うーん。まぁ、そうですね。そりゃ確かに何舐めているかなんて全ては掌握できませんよ。でもね、舐められるのが嫌なら、話しかけてくるなと言いたい。それでも少なくとも話しかけてきたのは女性の方だし、神経質だったのはあくまで男性の方だから、叱るタイミングを逃したけれど、拭きたいんなら見えないところでやれ、で、それだけ神経質なのにその配慮が無いことが寧ろ無神経だと言いたい。
世の中は除菌で溢れている
世の中は除菌で溢れている
無い頭で考えてみるんだ
除菌すればするほど、菌は無くなる
菌が無くなるのなら、免疫力は要らなくなる
そ こ に
とびきりの強い菌を投入すればどうなるのか
無い頭で考えてみるんだ
世の中は除菌で溢れている
世の中は除菌で溢れている